27日の愛媛県内は冬型の気圧配置が強まり、石鎚山中腹の標高約1400メートルにある石鎚神社成就社で今季初の積雪を観測し、一面銀世界になった。久万高原町の中心部でも雪が積もった。
成就社によると、26日夜から雪が本格的に降り始め、27日朝の気温は氷点下6度で約20センチの積雪となった。初冠雪は例年より少し遅いという。
久万高原町久万の久万中学校前でも真っ白になった歩道を生徒や通勤者らが足元に気をつけながら行き交っていた。12月1日から営業を始める久万スキーランドでも約10~15センチの積雪。従業員が雪をならす圧雪車を稼働させるなどオープンに向けて準備をした。